ジョイントオブジェクト

ジョイントは、骨組み(スケルトン)を作る元になるオブジェクトです。これらは、(人型の場合)通常骨盤から始まる階層構造で作成されます。ですから、お尻を回転させると、ひざ、足首とそれに続くオブジェクトが合わせて動くように、お尻のジョイントは常に骨盤の小オブジェクトである事が重要です。ひざのジョイントはお尻の小オブジェクト、足首のジョイントはひざの小オブジェクト、というように。階層構造の中でどのように異なるジョイントを構成するか、ちょっとした例を見てください。

骨組み(スケルトン)を作成するには、とてもシンプルに作業できるので、ジョイントツールの使用を強くお勧めします。

骨組み(スケルトン)を作成すると、スケルトンを使って、ポリゴンメッシュにバインドする(関連づける)事ができます。

プロパティ

  • タイプ: 2つのタイプがあります。
    • ノーマル: "ノーマル" に設定されている場合、ジョイント自身と、(親オブジェクトがジョイントの場合に)親オブジェクトの間に骨が描画されます。
    • ルート: "ルート" に設定されている場合、親オブジェクトとの間に骨は描画されません。このジョイントのタイプは、お尻や肩のジョイントによく使われます。
このイメージでは、お尻のジョイントは "ノーマル" に設定されています。
このイメージでは、お尻のジョイントは "ルート" に設定されています。
  • 表示モード: 骨の形を設定します。デフォルトでは、各ジョイント間は線(ラインモード)で描画されますが、より一般的な四面体(ダイヤモード)で描画するモードを選択する事もできます。
ライン モード
ダイヤ モード
  • カラー: ジョイントと ジョイントから始まる骨を描画するカラーを設定します。

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