1. 多面体の作成
多面体オブジェクトの作成で、さぁキックオフです。 "切頂二十面体" の標準の設定を使用します。次に、ポリゴンレベルで編集していけるように、多面体を編集可能なポリゴンオブジェクトに変換します。シーンは右のようになるはずです。 |
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2. カラーセレクションの作成
次に、ボールのそれぞれの面を色分けしなければなりません。5つの角のあるポリゴン(五角形)は、黒に。6つの角のあるポリゴン(六角形)は、白に設定します。
まず、黒と白の2つのマテリアルを作成します。すべての五角形ポリゴンを選択し、黒マテリアルをポリ選択範囲にドラッグ&ドロップします。選択されたすべてのポリゴンは黒になります。(2番目のイメージ)
六角形ポリゴンと白マテリアルで、同じ手順を繰り返します。
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3. 完全な球体に変形
完全な球体を作成するために、まずこの角のあるボールの分割数を上げなければいけません。これは、サブディビジョンを適用して実行します。このモディファイアオブジェクトは、オブジェクトブラウザ上で多面体オブジェクトの "内側" にある(小オブジェクトである)事に注意してください。これは、クリエータオブジェクトが、動作する方法とは違います。(訳注:クリエータオブジェクトの場合、対象を小オブジェクトにするので、変形対象を親オブジェクトとするモディファイアオブジェクトとは逆になりますね。)ボールの角が取れて、より滑らかに見えるようになりましたが、完全な球状ではありませんね。次に、リアルな球体を作る球形化モディファイアを適用します。 |
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4. 縫い目を作る
次に縫い目を作って行きましょう。これは、このチュートリアルで最も難しい部分ですが、心配しないで下さい。押し出し と 選択ツール に、ホットキーを割り当てていれば、この作業は数分で完了するでしょう。
まず、もう一度ボールを編集可能にします。そして、サッカーボールのそれぞれの面(マテリアルで分けられた部分)を選択し、ほんの少しだけ押し出しツールを使用します。押し出しツールはクリックした時点で、自動的に選択されたポリゴンを小さい距離だけ移動されるので、3D ビューを単にクリックするだけで充分でしょう。このサッカーボールの場合、この小さい距離で充分です。より正確な距離で押し出しをしたい場合、押し出しツールの "クォンタイズ" プロパティを使って作業したいかもしれません。
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5. サッカーボールの仕上げ
サッカーボールのすべての面を押し出した後で、このような何かで仕上げなければなりません。これはまだちょっと本物のサッカーボールには見えませんね。
最後の仕上げを予想しているかもしませんね。仕上げるために、ポリゴンオブジェクトにサブディビジョンモディファイアを適用するだけです。さぁ、これですべてのエッジが滑らかになりました。これが、初めて自分で作ったサッカーボールです
ゲーム終了!
examples フォルダに、作成されたサッカーボールのファイルがあります。
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さぁ、次はあなたの番です。同じテクニックを使って、いろんなボールを作成できるでしょう。例えばバレーボールを作る場合には、切頂二十面体ではなくて立方体で始めていけばいいでしょう。
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