クリエータ オブジェクト

クリエータ オブジェクトは、特別なポリゴンオブジェクトのファミリーです。これらのオブジェクトは、それ自身では空です。これらを働かせるためには、最初に適切な小オブジェクト(スプライン、またはポリゴンオブジェクト)をドロップする必要があります。次にクリエータ オブジェクトは、その小オブジェクトによって提供される情報を元に新しいオブジェクトを計算します。(例を見て下さい)

クリエータ オブジェクトの小オブジェクトが編集されると、その変更はすぐに反映されます。

また、多くのクリエータ オブジェクト は、その小オブジェクトのタグから情報を継承します。例えば、UV マッピングタグの付いたポリゴンオブジェクトをサブディビジョンクリエータオブジェクトにドラッグする場合、その UV 情報はサブディビジョンオブジェクトによって継承されます。(訳注:4.3 以降では、UV マッピングタグやサブディビジョンクリエータオブジェクトは、他のツールやモディファイアに統合されています。4.3 では、他にクリエータオブジェクトが継承するような情報を持つタグは存在しないので、この情報は無視してかまわないでしょう。)

もしクリエータ オブジェクトを、ポイントやポリゴンレベルで編集したい場合いは、他のパラメトリックポリゴンオブジェクトと同じように、"オブジェクト編集可能にする" メニューコマンドで編集可能な状態にする事ができます。これはクリエータ オブジェクトの階層構造を崩して、すべてを1つの編集可能なオブジェクトにするので、小オブジェクトへの変更がこれ以上必要ない場合にのみ行って下さい。


この例では押し出しクリエータ オブジェクトを使って、テキストスプラインから 3D フォントをどのように作成するかを示しています。

  1. ツールバーからテキストスプラインを作成します。
  2. テキストスプラインのフォントやテキストのプロパティを編集します。
  3. ツールバーから押し出しオブジェクトを作成します。
  4. 押し出しにテキストスプラインオブジェクトをドラッグ&ドロップします。(図を参照)
  5. 押し出しのプロパティ"カバー"を"両面"に設定します。
  6. 完成です!さらにテキストスプラインのすべてのプロパティを 3D フォントに合うように編集する事が出来ます。


オブジェクトブラウザ上のシーン情報


3D ビューでの 3D フォント

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